Onduline® Classic Sheet

Onduline® Classic Sheet についてのご質問にお答えします

●ONDULINE®は何で作られていますか? 紙で作られていると云われていますが?
ONDULINE®の構成要素の一つはセルローズ繊維素です。セルローズ繊維素は木質パルプや再生紙など様々なモノから抽出されてできます。セルローズ繊維素のほかに、瀝青(アスファルトの一種)や樹脂、鉱物性添加物で構成されています。セルローズ繊維素自体は非常に強力な物質です。(抵抗力を改善するためにセメントやコンクリートにも用いられます)瀝青が繊維素に耐水性を持たせ、顔料が彩色を施し、樹脂や添加剤が耐候性を高めます。

 

●ONDULINE®は燃えますか?
他の瀝青系物質と同様に、ONDULINE®は可燃性です。 ヨーロッパ標準では、 「普通に点火する」レベルのEクラスに分類され、  様々なタイプの建物に使用することが認められています。 火元が屋根の上である場合は極めて稀ですが、住宅が火災になれば、どんなタイプの屋根材も燃えたり溶けたりするものです。(★日本では建築基準法規定に基づく使用限定があります)
 
●ONDULINE®は熱を遮りますか?  寒さはどうですか?
計測によれば、0,098 W/m.C°の熱伝導性があります。この値はコルクに近似しています。
 比較すると、ステンレス鋼の値は52 W/m.C°、 つまりONDULINE®の525 倍です。 ONDULINE®はこの値の範囲で、熱や寒さを遮断します。

 

●ONDULINE®は音を遮りますか?  特に強い雨降りのときは?
英国の Sound Research Laboratories 社のテストによれば、Rw= 28 dB(デシベル)の値が得られており、 ONDULINE®屋根材は音をよく吸収することがわかります。
雨音についても、ONDULINE®は鋼製の屋根材よりはるかに良く音を吸収します。

 

●ONDULINE®屋根材の耐久性はどうですか?
耐久性は気候や天候など外的条件次第です。ONDULINE®屋根材は耐水性につき10年保証です。
ONDULINE®葺きの屋根の特別の事例としてですが、ヨーロッパで50年以上、熱帯地方でも30年以上保っているものがあります。

 

●ONDULINE®は腐食に耐えますか?  化学製品には?
ONDULINE®は繊維素に瀝青を含浸させた板ですから、ONDULINE®は腐食に耐え、ほとんどの化学製品に侵されません。 (実験テストが CSTB – Franceで行われ,確認済みです)

ONDULINE®は低温に耐えられますか?
米国やドイツの実験室テストと極低温下のシベリア(ロシア)での永年に亘るオンディリンの実績から、ONDULINE®は何らの機械的な損傷もなく完全に凍結に耐えることが分かっています。

 

●ONDULINE®は高温に耐えますか?
熱帯での耐久試験で、ONDULINE®は 厳しい湿度と 70°C に及ぶ高温 (Yarsley Test Centre – UK)に適応することが証明されています。

 

●ONDULINE®が耐え得る最高風圧はどのくらいですか?
Yarsley Research Centre (UK) およびMiami and Metropolitan Dade County (USA)で行われたテストで、ONDULINE®は時速192km(秒速 53.3m)におよぶハリケーンや震度に適合することが証明されています。

 

●ONDULINE®は有毒物質を含んでいますか?  人や環境にとって安全ですか?
ONDULINE®屋根材は瀝青+樹脂+鉱物性顔料+セルローズ繊維素からできています。
人や環境に対してこの製品は全く毒性がありません。 Yarsley Technical Centre (英国)のテストが ONDULINE®・シートとその成分に全く毒性がないことを示しています。

 

施工と保証

●ONDULINE®・シート 1枚当たりの釘は20本必要ですか?
はい、20本必要です。 それで長期にわたって防水性を保てる屋根材の取り付けが可能になるのです。加えて極端な天候条件、例えば嵐にも耐えるのです。1998年夏モズクワを襲ったハリケーンは4本から6本の釘で止めたONDULINE®・シートは引きはがされてしまいました。20本の釘で止めたシートは無事でした。

 

●必ずONDULINE®専用のセーフトップネイル(釘)を使わなければなりませんか?
セーフトップネイルはONDULINE®屋根材用として特別にデザインされています。ワッシャー付のセーフトップは紫外線に強く、耐候性に優れたそのシール効果によって、風力で屋根が持ち上げられるのを見事に防ぎます。セ-フトップは硬木のかわら桟に打ち付けるのにとりわけ向いています。その上、セーフトップの色がONDULINE®・シートと同色です。他の釘も使用できますが、ONDULINE®が保証する範囲ではありません。

 

●ONDULINE®の色は褪せますか?
どんなモノでも太陽光線にさらされればそうなるように、ONDULINE®も次第に色が薄くなります。紫外線の仕業です。ONDULINE®・シートはだんだんと、均一に色があせますが、低品質の金属屋根の場合はまばらに色あせします。
 

●付属品も出していますか?
ONDULINE®・シートと同一品質、同一規格で製造された棟カバーを提供しています。弾力的な両翼が様々な屋根勾配に適合します。棟カバーはシートと同一色,同一仕上げでご利用いただけます。

 

●最大屋根勾配は?  最小は?
ONDULINE®・シートは、最小で5°から 最大で 90°までの勾配を持つ屋根に取り付けることができます。弊社の技術部門は特殊な取り付けにも必要な情報は何でも提供いたします。

 

●ONDULINE®はどの程度の積雪に耐えられますか?
補強材(かわら桟と垂木との段差を埋めるため垂木の上に載せる小角材)とシートの重ね合わせが正しく行われている場合、960kg/m² までの積雪、つまり凡そ50cmの積雪(一度の降雪で)に耐えることができます。ですが、極度の天候条件下での施工については弊社の技術部門に問い合わせることをおすすめします。
 
●ONDULINE®の屋根にのった雪を取り除く必要がありますか?
屋根施工が正しく行われていれば、その上に積もった雪に問題はありません。
定期的に雪を取り除くと、屋根が傷みます。従って雪を取り除かないほうが良いのです。

 

●ONDULINE®に屋根下地材を使用する必要がありますか?
水漏れを改善したいだけならば、その必要はありません。ONDULINE®屋根システムは絶対に水漏れしません。ですが屋根構造に水蒸気障壁を設けるためならば必要です。
 
●ONDULINE®施工の屋根の保証はどれくらいですか?
ONDULINE®は、ヨーロッパでは製品の耐水性を10年間 保証します。 製品は仕様通りに取り付けられなければなりません。保証は製品の取り替えに限定しています。日本の場合、保証条件をチェックできる部門を持ちませんので、保証するとは表現していませんが、10年は問題ございません。

 

●ONDULINE®施工の屋根の上を歩けますか?
他の屋根と同様に、ONDULINE®はその上を歩くために作られてはいません。それで、ONDULINE®の屋根の上を歩く時は、通常の安全手順に従ってください。

 

●ONDULINE®の屋根の保守はどうしたらよいでしょうか?
メンテナンスはほとんど要りません。屋根の上に落ち葉が残ったり、水気を吸ったりしないようにしっかり注意しなければなりません。雨どいにも同様の注意が必要です。

 

●金属屋根は伸び縮みするのが問題です。 ONDULINE®もそうでしょうか?
金属は熱せられたり冷やされたりして伸び縮みしますが、ONDULINE®の寸法安定性には影響ありません(これは留め金具で固定した後の状況説明です。固定する前は、温度によっては圧力をかけると伸縮します)。フランスの National Testing Laboratoryで試験が行われています。

 

●金属フレームにONDULINE®を取り付けることができますか?
コンクリートや木のデッキにはどうですか?
はい、ONDULINE®は金属フレームやデッキの上に取り付けることができます。その場合、固定金具をあわせる必要があり、弊社の技術部門が処理の仕方を用意しています。
金属フレームに取り付ける場合は、必ずセルフドリリングネジを使用してください。フックボルトやチャンエルボルトは使用しないでください。

 

●ONDULINE®の屋根に塗装できますか?
ONDULINE®屋根シートは顔料練り込み方式で作られていますが、あらかじめ工場で塗装されることもあります。ONDULINE®・シートの表裏に塗料を塗ることが確実にできますし、再塗装もできます。必ず水性塗料を使用してください。溶剤で溶かす油性ペイントはどんな場合でも避けてください。

 

●シートに汚れがある場合、それをどう取り除きますか?
汚れは瀝青の滴下によるのですがこれは正常です。しばらくすると雨で洗い流されます。
もしすぐに汚れをとりたいならば、ONDULINE®材料の断片で汚れをこすってください。

会社ほか

●ONDULINE®屋根材はどういうところで使用できますか?

実際どこにでも! ONDULINE®屋根材は、世界中の住宅、農業用建築物、工場建物を、環境にマッチした色彩で覆います。

 

●ONDULINE®はどこで作られていますか?
ONDULINE®には、現在世界中で11の工場があります。12番目の工場はいま建設中です。
どの工場もISO9000 の認証を得ていますので、どこで生産が行われても均質の品質を保証します。

 

●ONDULINE®社の特長は何ですか?
ONDULINE®は繊維素・瀝青シートを工業スケールで生産しはじめた最初の会社です。
1944に会社を創立、製品を絶えず改善し、売上を伸ばしてきました。今日、ONDULINE®・グループは繊維素―瀝青シートの生産では世界No.1 の会社です。

 

 

Onduline® 屋根材と建築基準法

 

Onduline® Classic PPHR は可燃性であるため、国内の建築物への使用可能範囲は、概ね下記の範囲です。

 

{1}    屋根・外壁として使用する場合
・一般的に、建築確認申請を必要としない範囲の屋根補修や、建築基準法に規定のないその他地域の建造物に適用されます。

・建築基準法に明記された下記の条件に合致する建造物に適用できます。

 

1.「防火地域、準防火地域以外の市街地について指定する区域内」の場合
(建築基準法第22条但し書き)
(1)    茶屋、あずまや これらに類する建築物の屋根
(2)延べ面積が10㎡以内の物置、納屋その他これらに類する建築物の屋根
(いずれの場合も、隣地境界線から1階・3m、2階・5m、道路の場合5mの距離が必要)

 

2.「防火地域、準防火地域、法22条指定区域以外の地域」の場合
(建築基準法施行令第136条の10・及び第三号)
(1) ★1000㎡以下の開放的簡易建築物の屋根

例・運動施設(スケート場、水泳場、スポーツの練習場)
・不燃性物の保管庫
・畜舎、堆肥舎、水産物の増殖、養殖場
(2)★自動車車庫に供する150㎡未満の開放的簡易建築物の屋根
例・自動車車庫

 

3.「建築基準法が適用されない建物」(建築基準法85条・施行令147条)
★    応急仮設建築物(災害非常用、延面積30㎡以内・防火地域は除く)
★    工事現場に設ける仮設建築物(延面積50㎡以下)
★    一般の仮設建築物(仮設興行用、博覧会用、建替え目的の仮設店舗など)

 

{2}屋根の下地材として使用する場合
建築基準法に基づき、広く建築物(住宅・公共建物など)に使用できます。

注意・上記内容には、さらに細かな規定があります。
・都道府県・市区町村により取り扱いが異なる場合があります。
・この資料はガイドラインを示すものです。具体的なケースについて必要であれば、市区町村の建築当局にご確認ください。